一月も後半に突入し、一年で最も外気温の下がる時期になった。

 

私は心から何もする気が無くなり、夏の暑さのように生命の危険信号から命の根本を鼓舞され、逆に舞い上がろうとすることもせず、ただただ平穏だけを心掛ける。

 

しかしながらのボロアパートであり、目的を持ち、毎日何か少しでも”向上していっている”という実感が無いと、ただ過ぎる日々と30を過ぎ成長の止まった身体とのコントラストが精神を迷わせ、酔わせるので、一年で最も苦手な季節との共存は幾ばくしんどい。

 

いっそ全てを放棄したくなる朝、毎日だが、放棄したところで後々困るのは自分だという人並みの責任感がなんとか仕事に向かわせているだけの棒人形。 

 

暖かくなった時に大きく飛び立てることだけを願い、今日は仕事に出た勢いをきっかけにレコーディング用のギシギシいわない椅子を買いに行く。

 

こんなんでいいのかわからない。は何も岡村ちゃんだけの言葉ではない。