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落ち込んだ時に開きがちな本があって、それはRed Hot Chili Peppersのボーカリスト、アンソニーキーディスの自伝本。
毎度読むとムクムク、生きる気力が湧いてくる。
何故だろうと考えると、そこには人生における"愛"と"失敗"の全てが書かれているようにおれには感じるから。
烏滸がましいが、励まされる。
日本の文化背景ではありえない、スリリングな人生がこれまたありえない程の記憶力で描写されており、そもそも自伝本の類いは好きなのだが、圧倒的一位に君臨し続けているし、恐らくこれからも超えられることはないだろう。

RHCPとは熊本の片田舎、実家から徒歩圏内にあった貸しレコード屋で出会った。
たしか当時の触れ込みは"世界最強のロックバンド"だったと記憶する(カリフォルニケーションが出た後くらいだったからね)。
その後、高校生にありがちな、あれ?レッチリ意外にムズくないぞ?等ほざきながらコピーバンドの道へ進むのだが、今思えば何一つ"コピー"なんて出来てなかったなと思う。

その後、アメリカに住んでいた頃にバイザウェイが出て、当時おれはLAに住んでおり金も無かったので、音飛びする安物のCDウォークマンでそのCDを聴きながら、よく街を散歩していた。
彼らの故郷でそれを聴き、その一部になれたような気がしていた。
あの頃、自分としても生活が180°変わり、色々と激動な時期だったこともあり、それらは記憶との結びつきがとても強い。
ほんとに繰り返し聴いたので、今だにソラで全曲歌えるような気がする。

映像も見れるものは全て未漁ったし、こんなに好きになった海外のバンドは当時、初めてだった。
ただ正直、熱心に聴いていたのはステーディアム〜までだったかなと思う。
歳を重ねるにつれ、もっと色んな音楽への興味が湧いて、寂しいがいつの間にかその中の一つ、みたいになってしまっていた。

とはいえ、その後のアルバムも全てチェックしてるし、好きな曲も沢山ある。
特にジョン復帰後の最新作(今日のEddieのギターソロまじやばかったよね...!)。
結果的にだが、時代と共に沢山の記憶と結びついてしまったRHCPは、自分にとって確実に特別なバンドの一つで、それはもう今後変わることは無いように思う。

来日公演があれば絶対観に行きたいし、メンバーがステージに現れただけで涙ぐんでしまう。
それはあの頃の記憶や、その音に救われた過去からくるノスタルジーというより、ステージに現れる彼らがそんな感傷を吹き飛ばすほど圧倒的に"現在進行形"で、信じられないほどパワフルだからだ。
いやいやすぐ脱ぐけど、あんたその身体いったい何歳すか!?てな具合だ。
自分と同じ、一つの魂の入った一人の人間が、たった四人で奏でてる音なんだなと。毎回信じられない気持ちになる。

まぁつまりは最高だったのよ(←突然の語彙力低下)
何だか無性に一文書きたくなってしまったので、帰りの駅のホームで殴り書き。
そして指先が寒いのよ...。

2023。東京ドーム。
圧倒的に楽しかった。

レッチリ、次はいつ観れるだろうか。